グラハムズタウン(その他表記)Grahamstown

デジタル大辞泉 「グラハムズタウン」の意味・読み・例文・類語

グラハムズタウン(Grahamstown)

南アフリカ共和国南部、東ケープ州都市ポートエリザベス北東約130キロメートルに位置する。英国人による初期の入植地の一つ名称は内陸進出を進めた陸軍大佐ジョン=グラハムにちなむ。聖マイケルアンドジョージ大聖堂、ローズ大学などがある文教都市として知られる。グレアムズタウン

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グラハムズタウン」の意味・わかりやすい解説

グラハムズタウン
Grahamstown

南アフリカ共和国東ケープ州南部の都市。アフリカーンス語では Grahamstad。ポートエリザベス北東約 120km,コウイ川の水源近くに位置。1812年ジョン・グラハム大佐によって対バンツー諸族軍事基地として建設され,ケープ植民地の辺境地帯の拠点として重要な役割を果たした。1820年にはイギリス人が入植,ケープ植民地東部の中心都市となった。市街は広い並木道とイギリス国教会系,カトリック,メソジスト派などの 19世紀前半に建設された聖堂が多く,それらのなかには,カフィル戦争の際に婦女子の避難所となったものもある。またロードス大学,女性教師のためのイギリス国教会系の大学や上級裁判所もある。人口 2万1406(2001)。

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