グラブ・パシャ(読み)グラブパシャ

百科事典マイペディア 「グラブ・パシャ」の意味・わかりやすい解説

グラブ・パシャ

英国軍人J.B.グラブSir John Bagot Glubbの通称陸軍士官学校卒業。第1次大戦に従軍。1920年以降イラクとヨルダンに勤務し,1939年英国の委任統治領トランスヨルダンの近衛兵軍団総司令官となる。ベドウィンに絶大な信頼をかちえてパシャと呼ばれるほどの威光をもって第1次中東戦争(1948年−1949年)にも活躍したが,左派将校に批判されるようになり,ヨルダン国王フサインによって1956年解任された。帰国後ナイト爵を授けられ,知アラブ派として文筆・講演活動を行った。

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世界大百科事典(旧版)内のグラブ・パシャの言及

【ヨルダン】より

…25年それまでヒジャーズ王国の領土であった南部のマアーンとアカバ地方を併合し,現在のヨルダンの礎となった。28年2月イギリス・ヨルダン同盟条約が締結され,30年にはイギリス軍将校グラブ・パシャの指揮の下に,ベドウィン部隊の砂漠監視軍(デザート・パトロール)が組織された。 46年3月イギリスは委任統治権を廃棄し,イギリスの駐留権を認めさせる代りに軍事上・財政上の援助をトランス・ヨルダンに与えることにした。…

※「グラブ・パシャ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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