グレゴラス(その他表記)Grēgoras, Nikephōros

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グレゴラス」の意味・わかりやすい解説

グレゴラス
Grēgoras, Nikephōros

[生]1290頃.パフラゴニア
[没]1360
ビザンチンの歴史家,神学者。 14世紀のヘシカズムをめぐる神学論争に巻き込まれ,G.パラマスの敵対者となった。その後修道院にこもって古今の典籍をひもとき,多数の著作を残した。なかでも 1204~1359年の時代を扱った『ローマ史』 Rōmaikē historiaは 14世紀前半の激動期に関する最も貴重な史料とされている。また優れた天文学者,数学者でもあって,教皇グレゴリウス 13世以前に暦法の改革を提案している。

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