グレゴリウス16世(読み)グレゴリウスじゅうろくせい(その他表記)Gregorius XVI

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グレゴリウス16世」の意味・わかりやすい解説

グレゴリウス16世
グレゴリウスじゅうろくせい
Gregorius XVI

[生]1765.9.18. ベルノ
[没]1846.6.1. ローマ
イタリア人教皇 (在位 1831~46) 。カマルドリ会士。本名 Bartolomeo Alberto Cappellari。 1787年司祭,神学教授。 1814年総会長。 25年枢機卿。在任中教皇領内の反乱に悩まされ,イタリアの民族主義運動をオーストリア軍の力に頼って弾圧した。自由主義的な時代潮流を退けて,修道会や聖職者の改革,布教尽力。 1799年の『教皇庁の勝利』 Il trionfo della Santa Sede contro gli assalti dei novatoriでは教皇不謬性論を展開。芸術や学問を保護し,聖パウロ大聖堂再興に尽力。フランスにおけるベネディクト会ドミニコ会を復活させた。

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367日誕生日大事典 「グレゴリウス16世」の解説

グレゴリウス16世

生年月日:1765年9月18日
教皇(在位1831〜46)
1846年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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