すべて 

グローバル・カストディ・サービス(読み)グローバルカストディ・サービス(その他表記)Global Custody Service; GCS

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

グローバル・カストディ・サービス
グローバルカストディ・サービス
Global Custody Service; GCS

投資家唯一の取引相手を通して,多数の国への証券投資に関する証券資金の受渡しを指示したり,膨大な世界の投資情報を受取れるようにすること。通常は,国際的な金融ネットワークを有する銀行などによって提供される場合が多い。金融資本市場の国際化,ボーダレス化に伴って証券の国際間の投資が重層的に行われるようになり,大手機関投資家の場合,日々の膨大な国際証券投資を行う際,自分だけのネットワークで世界中から投資関連情報を収集するのはほとんど不可能に近い。そのため投資して保有している各国の証券の保管や決済方法,さらに情報収集などを一元的に行う必要があり,それを代行する GCSの重要性が高まっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

すべて 

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む