20世紀西洋人名事典 「ケネスパッチェン」の解説
ケネス パッチェン
Kenneth Patchen
1911 - 1972
米国の詩人。
オハイオ州生まれ。
炭坑夫の息子として生まれ、ウィスコンシン大学で学ぶ。放浪生活の傍ら詩を書き、ニューヨーク定住後の1936年「勇者の前に」でグッゲンハイム奨励金を得る。反ヨーロッパ的詩風が特徴で、ホイットマン、カール・サンドバーグの系統に位置づけられる。作品は他に「赤い酒と黄色の毛」(’49年)、「誰かを愛しているかどうかと言えば」(’49年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報