ケルマ(その他表記)Kerma

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ケルマ」の意味・わかりやすい解説

ケルマ
Kerma

スーダンセムナ南方 240km,ナイル川東岸にある遺跡。上ヌビアにおける文化の中心地として古くから栄えたが,中王国時代 (前 2133頃~1786頃) になってエジプトの南方における貿易上の拠点となった。 1913~15年の G.ライスナーの発掘で,中王国時代の城塞跡や墓地が明らかにされたが,エジプトの行政官塚上の墓で,多数の召使たちが犠牲として埋葬されたことが明らかにされた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 上ヌビア

関連語をあわせて調べる

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む