現代外国人名録2016 「ケースノーテボーム」の解説
ケース ノーテボーム
Cees Nooteboom
- 職業・肩書
- 作家,詩人
- 国籍
- オランダ
- 生年月日
- 1933年7月31日
- 出生地
- ハーグ
- 本名
- Nooteboom,Cornelis Johannes Jacobus Maria
- 勲章褒章
- レジオン・ド・ヌール勲章シュバリエ章〔1991年〕, フランス芸術文化勲章コマンドール章
- 受賞
- ペガサス賞〔1982年〕「Retuelen」,フーゴ・バル賞〔1993年〕,アリステイオン・ヨーロッパ文学賞〔1993年〕「Hetvolgende Verhaal」
- 経歴
- 第二次大戦の爆撃で父を失くし、あちこちの寄宿学校に預けられるが、次々と放校にされ、高等教育を全うせずに成長。1954年「Philip en de Anderen(フィリップその他の人々)」で作家デビュー、成功を収める。以後、25年間旅を続けながら、詩、短編、旅行記、新聞記事や楽曲を書く。’80年「Retuelen(儀式)」、’96年初邦訳の「Het volgende Verhaal(これから話す物語)」(’91年)で多くの文学賞を受賞。オランダを代表する作家として国外でも評価が高く、ノーベル賞に最も近い作家の一人とされている。一方、若い頃、日本にヒッピー的旅行者として来日して以来度々来日。2010年日本を題材にした小説(「Mokusei」)とエッセイを収めた2冊目の邦訳「木犀!/日本紀行」を刊行。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報