20世紀西洋人名事典 の解説
ゲイブリエル フィールディング
Gabriel Fielding
1916 -
英国の小説家,医師。
医者の傍ら小説を書き、主な作品に「兄弟愛」(1954年)、「みどりの花が咲くとき」(’56年)、「八日間」(’58年)、「広い通り、狭い通りを抜けて」(’60年)などがある。特に’39〜45年のドイツを舞台にしたユダヤ人兄弟の反ナチ的生き方を描いた「誕生日の王様」(’62年)は第二次大戦後の特筆すべき小説の一つである。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報