20世紀西洋人名事典 の解説
ゲオルグ・オットー・ヘルマン ストルーベ
Georg Otto Hermann Struve
1886 - 1933
ソ連(ロシア)の天文学者。
有名な天文学者一族である「ストルーベ家」の一人で、ヘルマン・ストルーベの息子。1910年理学博士となり、ボン、ベルリン・ベルゲドルフ、ヴィルヘルムシャーフの各海軍天文台で観測に従事。’17年以降、父の志を継ぎ、「土星の赤道および衛星軌道の決定」(’17年)、「環の周期的消失の観測」(’21年)、「衛星の眼視と写真観測の比較研究」(’28年)等に代表される土星の論文10編を発表する。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報