デジタル大辞泉 「げさ」の意味・読み・例文・類語 げ‐さ [接尾]形容詞・形容動詞などの語幹に付いて名詞をつくり、いかにも…らしいさま、見るからに…そうなようす、などの意を表す。「あさましううつくし―添ひ給へり」〈源・桐壺〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「げさ」の意味・読み・例文・類語 げ‐さ (形容詞、形容動詞などの語幹に付いて、外見上見てとれる様子、けはいの意を表わす接尾語「げ」に、程度、状態を表わす接尾語「さ」の付いたもの) 形容詞、形容動詞などの語幹に付いて、外見上見てとれる様子の程度、また、状態を表わす名詞を作る。いかにも…らしいさま。見るからに…そうな様子。※伊勢物語(10C前)一〇三「さる歌のきたなげさよ」※源氏(1001‐14頃)胡蝶「姫君の御さまのにほひやかげさをおぼしいでられて」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報