げんだ

精選版 日本国語大辞典 「げんだ」の意味・読み・例文・類語

げん‐だ【黿

  1. 〘 名詞 〙 オオガメとワニ。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
    1. [初出の実例]「けんたは、深淵の底をたもて共、浅渚に出て、ほこうのうれへにあそふと見えたり」(出典:曾我物語(南北朝頃)六)
    2. [その他の文献]〔礼記‐中庸〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「げんだ」の読み・字形・画数・意味

】げんだ

あおうみがめと、わに。〔国語、晋語九〕趙じて曰く、雀、に入りて蛤(はまぐり)と爲り、雉(きじ)、淮に入りて蜃と爲る。魚鼈(ぎよべつ)、する能はざる(な)し。唯だ人のみ能はず。哀しい夫(かな)と。

字通」の項目を見る


蛇】げんだ

毒蛇。晋・郭璞〔山海経図賛、中山経、若華烏酸草〕瘧(ぎやく)を療(いや)すの、其の實、の如し。烏酸の、三たびさば、以て毒と爲すべし。蛇を畏れず。

字通「」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android