20世紀西洋人名事典 の解説
ゲーアハルト ハウプトマン
Gerhart Hauptmann
1862.11.15 - 1946.6.8.(6.6.説あり)
ドイツの劇作家,小説家。
オーバーザルツブルン生まれ。
ブレスラウの美術学校やイェーナ大学で学ぶが、いずれも中退。トルストイやホルツの徹底自然主義の影響を受け、1889年処女戯曲「日の出前」を発表し、センセーションを興す。その後、「平和祭」(1890年)、「はた織りたち」(1892年)を著し、ドイツ自然主義の中心的人物となる。「ハンネレの昇天」(1895年)を境にロマン主義的、象徴主義的傾向が強くなり、「沈鐘」(1896年)、「キリスト狂」(1910年)などあらゆるジャンルにわたり創作し、’12年ノーベル文学賞を受賞。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報