普及版 字通 「コウ・かける・とぶ」の読み・字形・画数・意味
18画
[字訓] かける・とぶ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は皐(こう)(皋)。字はまたに作る。〔説文〕四上に「(かうしやう)なり」とあり、彷徨・彷の意。〔釈名、釈言語〕に「敖なり。敖游するを言ふなり」とあって、ゆるくかけめぐることをいう。軍の示威的行動をも翔といい、〔詩、斉風、載駆〕「魯、たるり 齊子、す」「~齊子、游敖す」とはその意である。
[訓義]
1. かける、ゆるくとぶ、とびまわる、さまよう。
2. とぶ、はばたきしてとぶ。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 カケル・トブ 〔字鏡集〕 ツバサ・トブ・カケル・スグル・ヒヒル
[熟語]
▶・▶・翔▶・游▶
[下接語]
翔
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報