コウヤミズキ(読み)こうやみずき

日本大百科全書(ニッポニカ) 「コウヤミズキ」の意味・わかりやすい解説

コウヤミズキ
こうやみずき / 高野水木
[学] Corylopsis gotoana Makino

マンサク科(APG分類:マンサク科)の落葉低木。高さは2メートルほどになる。葉は広卵形で長さ4~9センチメートル。花は4月、葉より先に開き、下垂する散房花序に5~10個つき、淡黄色である。中部地方以西の本州四国九州山地に生える。ミヤマトサミズキともいう。庭木として栽植される。

[門田裕一 2020年5月19日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android