精選版 日本国語大辞典 「こさ」の意味・読み・例文・類語 こさ 〘 名詞 〙 ( [アイヌ語] husa 「息吹」が、古く取り入れられたもの ) 蝦夷(えぞ)の人が息をはくこと。また、それによって生じるという深い霧。蝦夷は口から気を吹いて霧を生ずる術を持ち、危険を感じるとそれで身を隠すと信じられたことから出たことば。[初出の実例]「こさ吹かば曇りもぞする道のくれ人には見せじ秋のよの月〈西行〉」(出典:夫木和歌抄(1310頃)一三)こさの補助注記挙例の「夫木抄」の歌は、「北岡本夫木抄」では、「こさふかばくもりもやせん道のくのえぞには見せじ秋のよの月」となっており、作者についても異説が多い。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「こさ」の意味・わかりやすい解説 コサCosa エトルリアの古代都市。現イタリアのオルベテルロ近郊アンセドニア。前 273年ローマの植民市 (コロニア ) がおかれ,ポエニ戦争,内乱期に艦隊基地として使われたが,以後重要性を失い,異民族の侵入などで荒廃した。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by