…このことは日本でいえばまれびと信仰や外者歓待の風に見てとれ,伝統的住居空間が両義的な空間をはさむことで,そうした外なるものを内なる人間が受容可能な形に変換させるしかけとなっているのである。
[コスモロジーの反映]
ここまでくると,社会組織から出発した話も,すでにその民族のもつコスモロジーの問題に触れてくる。住居と宇宙観ないし世界観とのかかわりである。…
※「コスモロジー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...