共同通信ニュース用語解説 「こどもホスピス」の解説
こどもホスピス
1980年代、重病の子どもや家族の滞在施設として英国に誕生したのが始まり。小児がんや先天性心疾患など生命を脅かす病気の子どもを対象としている。終末期の患者の緩和ケアが中心の大人のホスピスとは異なり、医療や福祉、教育関係者らが連携して遊びや学び、人との交流を支援する。きょうだいや家族も対象とし、死別後の悲しみや痛みに寄り添い支える「グリーフケア」も担う。国内では、医療機関のほか寄付で運営する民間団体もある。こども家庭庁は専門官を配置している。
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