コパイバ

デジタル大辞泉 「コパイバ」の意味・読み・例文・類語

コパイバ(〈ポルトガル〉copaiba)

マメ科の常緑高木。葉は羽状複葉。花は花びらがなく、白色の4枚のがくをもつ。南アメリカ原産樹液をコパイババルサムとよび、性病の薬や油絵の具溶剤に用いる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「コパイバ」の意味・読み・例文・類語

コパイバ

  1. 〘 名詞 〙 ( [スペイン語] copaiba ) マメ科の常緑高木。南アメリカ原産。高さ六メートルに達する。葉は偶数羽状複葉で二~五対の卵形の小葉に分かれる。花は小さく花弁はなく、四個の白色の不同形の萼をもつ。果実は扁楕円形の莢(さや)で、一個の種子がある。褐色の樹液をコパイババルサムといい、淋病(りんびょう)の薬や油絵の具の溶剤として用いられる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android