デジタル大辞泉 「玉虫色」の意味・読み・例文・類語 たまむし‐いろ【玉虫色】 1 タマムシの翅はねのように、光線のぐあいで緑色や紫色などに変わって見える染め色、または織り色。2 見方や立場によっていろいろに解釈できるあいまいな表現などをたとえていう語。「玉虫色の答弁」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「玉虫色」の意味・読み・例文・類語 たまむし‐いろ【玉虫色】 〘 名詞 〙① 玉虫の羽のような金属的光沢を帯びた美しい金緑色、金紫色。また、玉虫の羽のように光線の具合によって金緑色、金紫色などに輝く染物、織物の色。[初出の実例]「さて又衣裳の様々は、〈略〉山吹色や薄浅葱、玉(タマ)むしいろに桃の花」(出典:御伽草子・猿の草子(室町末))② 見方や解釈のしかたによってどのようにもとれること。文章などの表現についていう。「玉虫色の答弁」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例