ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コペトダグ山脈」の意味・わかりやすい解説 コペトダグ山脈コペトダグさんみゃくkhrebet Kopetdag トルクメニスタンとイランとの国境に連なる山脈。全長約 650km。並行したいくつかの山脈,高地から成り,石灰岩,砂岩,頁岩などで構成される。最高峰はイラン側にあるヘザルメスジェド山 (3117m) である。斜面は山麓の砂漠から,半砂漠,ステップへと変化し,牧畜に利用される。河谷では穀物,果樹の栽培が行われる。山脈に沿って地震帯があり,北麓のトルクメニスタンの首都アシガバートは 1948年 10月の地震で大損害を受けた。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by