ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コリュバンテス」の意味・わかりやすい解説 コリュバンテスKorybantes フリュギアの大女神キュベレの祭司たちの呼び名で,ギリシア神話のレアと同一視された。キュベレの愛人アッティスの例にならい,去勢し,シンバルを打鳴らしながら狂熱的舞踏を踊った。神話のなかでは,レアの命令で赤子のゼウスのまわりで楯を打鳴らしながら踊ったというクレテスたちと混同されることが多い。ローマではガリと呼ばれた。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報