コロラド鉱(読み)コロラドこう

最新 地学事典 「コロラド鉱」の解説

コロラドこう
コロラド鉱

coloradoite

化学組成HgTe 閃亜鉛鉱系列の鉱物。立方晶系,空間群, 格子定数a0.6453nm, 単位格子中4分子含む。灰色がかった鉄黒色,金属光沢,西オーストラリア,Kalgoorlieのもの(塊状)を除いて微粒状。劈開なし,硬度2.5, 比重8.10(測定値),8.092(計算値)。反射光でやや灰褐色味を帯びた白色,さびて暗紫色となる。鉱脈鉱床からテルル鉛鉱・クレンネル鉱・ペッツ鉱・自然金・黄鉄鉱黄銅鉱・閃亜鉛鉱・方鉛鉱・磁硫鉄鉱・安四面銅鉱などとともに産出。島根県阿川鉱山,青森県恐山から報告がある。原産地の米国コロラド州にちなみ命名。代表的鉱山は,Keystone鉱山・Mountain Lion鉱山・Smuggler鉱山。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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