20世紀西洋人名事典 「コンチータスペルビア」の解説
コンチータ スペルビア
Conchita Supervia
1895.12.8 - 1936.3.30
スペインのメゾ・ソプラノ歌手。
バルセロナ生まれ。
生地の音楽院で学び、南米のコロン劇場で14才の時にデビュー。1911年からはイタリア、スペインを中心に活躍、その後スカラ座、パリのオペラ座、オペラ・コミック座等で華々しい成功を収める。声域が広く魅惑的な技巧で知られスペイン音楽、民謡の歌い手としても優れていたが、難産の後急逝、才能を惜しまれた。「カルメン」を最も得意とし情熱的で野生的であり「生まれながらのカルメン」と絶賛される。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報