ゴジュフビエルコポルスキ(読み)ごじゅふびえるこぽるすき(その他表記)Gorzów Wielkopolski

デジタル大辞泉 の解説

ゴジュフ‐ビエルコポルスキ(Gorzów Wielkopolski)

ポーランド西部の都市。ドイツ語名ランツベルク‐アン‐デア‐バルテ。シュチェチン南東約90キロメートル、オーデル川の支流バルタ川沿いに位置し、河港をもつ。第二次大戦後、化学工業織物業、農業機械業などで発展。民主化後も自動車部品などの日系企業が立地する。

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日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

ゴジュフ・ビエルコポルスキ
ごじゅふびえるこぽるすき
Gorzów Wielkopolski

ポーランド西部、ルブスコ県の県庁所在地。人口12万6285(2000)。ドイツ名ランツベルクLandsberg。ビエルコポルスカ平野中央部、バルタ川中流の河畔に位置する商業都市ベルリン、シュチェチンを結ぶ河港としても重要である。化学肥料、木材加工、絹織物などの工業が盛ん。1257年にドイツ人が建設したが、第二次世界大戦後ポーランドに編入された。

山本 茂]

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世界大百科事典(旧版)内のゴジュフビエルコポルスキの言及

【ビエルコポルスカ】より

…ポーランド第4の都市ポズナンはビエルコポルスカ地方の経済・文化・商業・交通の大中心地である。ほかに主要都市として,ビドゴシュチ,トルン,ゴジュフ・ビエルコポルスキ(人口10万9000。1981)があるほか,ジェローナ・グーラ(10万3500。…

※「ゴジュフビエルコポルスキ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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