デジタル大辞泉 「ゴゾ島」の意味・読み・例文・類語 ゴゾ‐とう〔‐タウ〕【ゴゾ島】 《Għawdex》地中海中央部の島国、マルタ共和国の島。同国ではマルタ島の次に大きく、面積は約67平方キロメートル。マルタ島の北西に位置し、最も近いところで約6キロメートル離れている。中心都市はビクトリア。1980年に「マルタの巨石神殿」として世界遺産(文化遺産)に登録されたジュガンティーヤ神殿がある。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ゴゾ島」の意味・わかりやすい解説 ゴゾ島ゴゾとうGozo マルタの島。マルタ諸島で 2番目に大きな島。古代名ガウルス Gaulus。主島マルタ島の北西約 5.25kmにあって,中心集落はビクトリア。主産業は農業で,野菜,ブドウの栽培,畜産が行なわれるほか,漁業も営まれる。ホメロスの『オデュッセイア』でオデュッセウスをもてなしたニンフ,カリュプソの島オギュギエはこの島とされている。ビクトリアの東にある巨石を積み上げて建てられた古代の神殿,ジュガンティーヤ神殿が現存し,1980年世界遺産の文化遺産に登録された(1992年にマルタ島の五つの神殿が加わり拡大登録)。面積 67km2。人口 3万1289(2007推計)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報