ゴナイブ

デジタル大辞泉 「ゴナイブ」の意味・読み・例文・類語

ゴナイブ(Gonaïves)

ハイチ北西部の都市。首都ポルトープランスの北西約100キロメートル、ゴナイブ湾に面する。港湾都市であり、コーヒー・バナナ・砂糖などを積み出す。19世紀初頭、建国の父と称されるJ=J=デサリーヌ独立宣言をした地として知られる。ゴナイーブ。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ゴナイブ」の意味・わかりやすい解説

ゴナイブ
Gonaïves

西インド諸島中部,ハイチ北西部の都市。首都ポルトープランスの北北西約 100km,ゴナブ湾にのぞむ港湾都市。インディオ集落から発展した町で,肥沃なアルティボニト川流域平野の商業中心地として,港からコーヒー,綿花,砂糖,バナナ,マンゴーなどを積出す。 1804年 J. J.デサリーヌがハイチ独立宣言を行なった町として知られ,独立 100年を記念して 1904年開館した百年記念博物館がある。人口6万 3291 (1992推計) 。

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