ゴマフアブ(その他表記)Haematopota tristis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ゴマフアブ」の意味・わかりやすい解説

ゴマフアブ
Haematopota tristis

双翅目アブ科。体長8~12mm。体は細長く黒褐色で,胸背に5本の細い縦線が,腹背各節に狭い横帯がある。翅は黒褐色に曇り,小さい透明斑が雲状の模様を表わしている。成虫は7~9月に発生し,雌はウシ,ウマ,ヒトを襲って吸血する。本州北部,北海道サハリンに分布し,特に北海道では家畜害虫として重要である。 (→アブ )

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のゴマフアブの言及

【アブ(虻)】より

…牛馬を好んで襲うものに,灰黒色から灰褐色のウシアブ(イラスト),黄灰色から黒色で体長2~3cmのアカウシアブなどがある。人を刺し吸血するものには,翅に黒色斑のあるメクラアブ(イラスト),灰色で中型のシロフアブ,ゴマフアブなどがある。アブに刺されると激しい痛みをおぼえ,発赤ばれなどが見られ,しばらくしてから激しいかゆみが起こる。…

※「ゴマフアブ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

昆虫綱半翅目(はんしもく)同翅亜目セミ科Cicadidaeの昆虫。体長は雄32~39ミリメートル、雌23~28ミリメートル。体は黒色で、茶色や緑色の斑紋(はんもん)がある。雄の腹部は大きく、空洞で、発...

ヒグラシの用語解説を読む