ゴム糸(読み)ゴムイト(その他表記)rubber thread

デジタル大辞泉 「ゴム糸」の意味・読み・例文・類語

ゴム‐いと【ゴム糸】

ゴム糸状にしたもの。

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精選版 日本国語大辞典 「ゴム糸」の意味・読み・例文・類語

ゴム‐いと【ゴム糸】

  1. 〘 名詞 〙 ゴムを糸状にしたもの。また、そのまわりに綿糸などを巻きつけたもの。
    1. [初出の実例]「ゴム糸が延び切ったらそれでおしまひだ」(出典:暢気眼鏡(1933)〈尾崎一雄〉五)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ゴム糸」の意味・わかりやすい解説

ゴム糸
ゴムいと
rubber thread

細い糸状のゴム。製法は2種に大別される。生ゴムからつくる際は薄い加硫ゴムシートをドラムに巻き,カッターで裁断しながら製造する。工業用の防振装置,ボールの芯などに使用する。ラテックスからつくる場合は,化学繊維の紡糸と同様に,ラテックス配合物をノズルから凝固液の中に押出して糸状とし,加硫したあと製品とする。化学繊維糸のように細いものもでき,繊維製品材料として用いられる。

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