サイバネーション療法(読み)サイバネーションりょうほう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サイバネーション療法」の意味・わかりやすい解説

サイバネーション療法
サイバネーションりょうほう

心身症患者が置かれた環境から心理的ストレスが加わった反応であるという考えから,症状除去よりもストレスの対処目的にした治療のための理論。ストレスには,個人の生活史が深くかかわっているので,個人の受けとめ方を変えなくてはストレスを除けないという考えから,患者の「気づき」とセルフコントロールを重視している。実際には,個人サイバネーション療法として自律訓練法とバイオフィードバック法,集団サイバネーション療法としてヨーガゲシュタルトが組み合わせられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む