現代外国人名録2016 「サイモンラトル」の解説
サイモン ラトル
Simon Rattle
- 職業・肩書
- 指揮者 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者・芸術監督
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1955年1月19日
- 出生地
- リバプール
- 学歴
- 王立音楽アカデミー(英国)
- 勲章褒章
- CBE勲章
- 受賞
- オックスフォード大学名誉博士号〔1999年〕,ジョン・プレイヤー国際指揮者コンクール第1位〔1974年〕
- 経歴
- ロンドンの王立音楽アカデミーでピアノ、打楽器、指揮を学び、ブーレーズにも師事。1974年ジョン・プレイヤー国際指揮者コンクールに優勝、同年ボーンマス交響楽団とボーンマス・シンフォニエッタのアシスタントとなる。’75年ニュー・フィルハーモニア管弦楽団を指揮して正式にデビューし、大成功を収めた。’76年ロイヤル・リバプール・フィル準指揮者、’77〜80年BBCスコットランド交響楽団副指揮者。’80〜98年バーミンガム市交響楽団(CBSO)首席指揮者、’90年9月〜’98年同音楽監督を務め、地方オーケストラだったCBSOを世界レベルに押し上げた。’81年からロサンゼルス・フィル首席客演指揮者兼任。’92年8月ザルツブルク音楽祭に登場し、マーラー「交響曲10番」、ヤナーチェフ「グラゴル・ミサ」などを演奏し喝采を浴びる。2002年9月ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者兼芸術監督に就任。古典から近現代曲まで幅広く指揮する。エイジ・オブ・エンライトゥメント管弦楽団にも客演。ジャズも録音。英国では“ゴールデン・バトンを持つモップ・ヘッド(もじゃもじゃ頭)”といわれ人気を集めている。1994年ナイト爵(Sir)に叙せられる。’85年初来日。2017年9月よりロンドン交響楽団音楽監督に就任の予定。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報