サウジアラビア基本法(読み)サウジアラビアきほんほう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サウジアラビア基本法」の意味・わかりやすい解説

サウジアラビア基本法
サウジアラビアきほんほう

1992年3月,ファハド国王により発表された「国家基本法」。湾岸戦争後,国王に対し「進歩派」「保守派」の両方から政治改革に関する要請が出されたことを受けて,「諮問評議会法」「地方自治法」とともに発せられたもので,同国初の明文憲法。基本法は全体で9章 83条からなる。国王の強大な権限とイスラム的正当性を強調する一方人権に関する条項を加え,民主化への要求も限定的ながら受入れている。

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