サタワル島(読み)サタワルトウ

デジタル大辞泉 「サタワル島」の意味・読み・例文・類語

サタワル‐とう〔‐タウ〕【サタワル島】

Satawal》太平洋西部、カロリン諸島中部の島。ミクロネシア連邦に属する。隆起サンゴ礁の島で、漁業タロイモ栽培が盛ん。伝統的な航海術が現在も用いられており、チューク諸島など周辺島々と帆走カヌーによる往来がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「サタワル島」の意味・わかりやすい解説

サタワル島
さたわるとう
Satawal

太平洋中西部、ミクロネシア連邦のカロリン諸島中部にある隆起サンゴ礁の孤島。面積1.2平方キロメートル、人口約500。島民は漁業とタロイモ耕作に従事するが、航海術に長じていることで知られる。1975年の沖縄国際海洋博覧会に参加するため3000キロメートルの大航海を47日間で完走した外洋カヌー「チェチェメニ号」は、その後、大阪国立民族学博物館に陳列されている。

[大島襄二]

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