サナア

百科事典マイペディア 「サナア」の意味・わかりやすい解説

サナア

イエメンの首都。アラビア台地南西部の標高2360mの高原都市で,紅海に臨むホデイダ港と自動車道路で結ばれている。20世紀初め,シーア派の分派ザイド派のイマーム建国。その宮殿を中心として行政商業・居住区に分かれ,多くのモスクがあり,旧市街は1986年世界文化遺産に登録された。金銀細工,織物などの手工業がある。1962年―1990年はイエメン・アラブ共和国(北イエメン)の首都。170万7531人(2004,都市域人口)。
→関連項目イエメンホデイダ

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む