20世紀西洋人名事典 「サミュエルバーバー」の解説
サミュエル バーバー
Samuel Barber
1910.3.9 - 1981.1.23
米国の作曲家。
元・バーバード大学名誉教授。
ペンシルバニア州ウエスト・チェスター生まれ。
20世紀の米国作曲界におけるロマン派の代表的作曲家。14歳でカーティス音楽学校に入学し、在学中から作曲活動を行って注目される。1935年アメリカ・ローマ賞、ピューリッツァー奨学資金を獲得し、ローマに留学。’39年カーティス音楽学校作曲科教授に就任、’59年にはハーバード大学名誉教授となる。’58年「バネッサ」でピューリッツァー賞を受賞。その他の作品に管弦楽の序曲「School for scandal」(’33年)、オペラ「アントニーとクレオパトラ」(’66年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報