デジタル大辞泉
「さり」の意味・読み・例文・類語
さ◦り
[連語]《副助詞「し」に動詞「あり」の付いた「しあり」の音変化》まさに…がある。まさに…である。
「大君の命に―◦れば父母を斎瓮と置きて参ゐ出来にしを」〈万・四三九三〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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さ・り
- 〘 連語 〙 ( 副助詞「し」に動詞「あり」の付いた「しあり」の変化したもの ) 「あり」を強調して表わす。まさに…である。
- [初出の実例]「大君の命に作例波(サレバ)父母を斎瓮(いはひへ)と置きてまゐで来にしを」(出典:万葉集(8C後)二〇・四三九三)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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サリ
さり
Salier ドイツ語
フランク人の一支族で、リブアリ人とともにフランク王国の主流をなした。306年以前にライン川を渡り、河口のデルタ地帯に定住した。トゥールネー(現ベルギー)を中心に支配していたメロビング家出身のクロービスは、486/487年シャグリウスを滅ぼして北ガリアに進出、サリ人を統一するとともに、ライン中流域のリブアリ人をもあわせて、フランク王国を建てた。サリの名称はサルSal=海に由来し、海岸地方に居住していた者を意味するという説もあるが、サラSala=支配に由来し、支配する者を意味するという説のほうが有力。
[平城照介]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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