最新 地学事典 「サーチェシュメ鉱山」の解説
サーチェシュメこうざん
サーチェシュメ鉱山
Sarcheshmeh mine
イラン,ケルマン州にある斑岩銅鉱床の一つ。モリブデンおよび金を伴う。始新統火山岩類を貫く中新世(約13Ma)の花崗閃緑斑岩に胚胎。花崗閃緑斑岩はアルカリ長石,セリサイト,プロピライト,粘土変質を伴う。1,200Mt(平均品位0.6% 銅,0.02% モリブデン)の鉱量をもつ。深成鉱化期の鉱石鉱物は黄銅鉱,斑銅鉱,輝銅鉱からなり,浅成鉱化期のコベリンを伴う。深成鉱化初期に磁鉄鉱,銅硫化物には黄鉄鉱を伴う。
執筆者:渡辺 寧
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

