サービス行政(読み)サービスぎょうせい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サービス行政」の意味・わかりやすい解説

サービス行政
サービスぎょうせい

国民福祉を増進するため,各種の財・サービスによる便益を提供する行政活動。助成行政,給付行政ともいう。規制行政に対比される。これには,(1) 福祉行政など特定の条件に該当する個人に対し補助金や,サービスなどを直接給付するもの,(2) 道路,公園,公立学校・病院など公共的な財の供給,(3) 水道,電気,ガスなどの公企業サービス,(4) 特定産業・事業の保護・育成,促進,あるいは企業などの経営安定のための補助金交付,出資融資減税などの誘導的助成行政などがある。福祉国家成熟とともに予算の大部分を占めるようになってきたが,行財政改革での見直しの対象にもされてきた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む