サーライト構造(読み)サーライトこうぞう(その他表記)surreite structure

岩石学辞典 「サーライト構造」の解説

サーライト構造

ネオソム(neosome)が,褶曲の芯あるいはブーディン構造のくびれた部分などの岩質境界に沿って分布している構造ペグマタイト超変成作用を受けて,その中の流線がちょうど磁力線磁極に向かって収斂するような形を示す構造となったもの[Holmquist : 1920].ネオソムはミグマタイトの新しく形成された部分.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android