ざらましを

精選版 日本国語大辞典 「ざらましを」の意味・読み・例文・類語

ざら‐まし‐を

  1. ( 打消の助動詞「ず」の補助活用未然形「ざら」に、推量の助動詞「まし」、間投助詞「を」の付いたもの ) 仮定条件の結びに用いられ、現実事態に反する推量を詠嘆的に表わす。…しなかったであろうものを。…なかっただろうになあ。
    1. [初出の実例]「高光る吾が日の皇子のいましせば島の御門は不荒有益乎(あれざらましヲ)」(出典万葉集(8C後)二・一七三)
    2. 「思ひつつぬればや人のみえつらん夢としりせばさめざらましを〈小野小町〉」(出典:古今和歌集(905‐914)恋二・五五二)

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