ザークロス衝上断層帯(読み)ザーグロスしょうじょうだんそうたい

最新 地学事典 「ザークロス衝上断層帯」の解説

ザーグロスしょうじょうだんそうたい
ザークロス衝上断層帯

Zagros thrust belt

イラン南部,ペルシア湾に沿って北側に西北西-東南東方向に延長するザーグロス山脈を構成する構造帯の一つ。逆断層とナップ構造が発達。アラビア台地上に堆積した最上部先カンブリア界以降の堆積岩からなる現地性ユニットと,その上に衝上したオフィオライト,ジュラ紀後期~白亜紀前期のチャート,三畳~白亜紀の石灰岩およびこれらのブロックを含むメランジュからなる異地性ユニットから構成。異地性ユニットはいくつかのスラストシートに区分され,構造的最上位にオフィオライト,その直下にメランジュが発達。スラストシートの累重は暁新~漸新世前期に生成。これらの構造を切って中新世後期以降の逆断層が発達。参考文献K.A.De Jong(1982) in A.E.M.Nairn et al.(ed.), The Ocean Basins and Margins, Vol.6

執筆者:

参照項目:ザーグロス褶曲帯

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 木村

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む