しだらでん(読み)シダラデン

デジタル大辞泉 「しだらでん」の意味・読み・例文・類語

しだらでん

《「震動雷電」の音変化かという》風雨に伴う電光雷鳴。また、そのように騒々しいこと。
「袂まで、鉄砲雨の―」〈浄・忠臣蔵

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「しだらでん」の意味・読み・例文・類語

しだらでん

〘名〙 大雨大風様子を表わす語。どよめきさわぐこと。
※俳諧・犬子集(1633)三「五月雨山鳥の尾のしたら天〈慶友〉」
浄瑠璃仮名手本忠臣蔵(1748)五「鉄鉋雨のしだらでん、誰(たが)水無月白雨(ゆふだち)の」

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