してみると(読み)シテミルト

デジタル大辞泉 「してみると」の意味・読み・例文・類語

して‐みる‐と[接]

[接]先行事柄結果として、後続の事柄へ続くことを示す。そうしてみると。そうだとすると。してみれば。「してみるとまちがいだったのか」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「してみると」の意味・読み・例文・類語

して‐みる‐と

  1. 〘 接続詞 〙 ( 接続詞「して」に動詞「みる」、助詞「と」が付いてできた語 ) 先行の事柄の当然の結果として、後続の事柄が起こることを示す。順接。そうしてみると。してみれば。
    1. [初出の実例]「して見(ミ)ると、野稼奴等の抜き物と見えるわえ」(出典人情本・春色雪の梅(1838‐42頃か)二)
    2. 「会場は上町の法福寺、其日午後六時から開会するとある。して見ると、丁度演説会は家々の夕飯が済む頃から始まるのだ」(出典:破戒(1906)〈島崎藤村〉一九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む