しとと(読み)シトト

デジタル大辞泉の解説

しと‐と

[副]
動作などが勢いよく急であるさま。
「政清が郎等太刀をぬき、立ちてまかりいで―うつ」〈保元・中〉
優しく肩などを打つさま。
「打ち解け思ひ晴らさうと―打ってぞ誑(たら)しける」〈浄・堀川波鼓
ぴったりとつくさま。密着するさま。
「しっぽりと積るつらさを語らんと―寄れば」〈浄・出世景清

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

しとと

( 副 )
強く打つさま。勢いよく打つさま。はっしと。 「 -打ち給へば/落窪 1
やさしく打つさま。 「打解け思ひ晴さうと-打つてぞたらしける/浄瑠璃・堀川波鼓
密着しているさま。ぴったりと。 「もとの牢屋に走り入り、内より閂かんぬき-閉め/浄瑠璃・出世景清」 → しとど

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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