シャープール一世(読み)シャープールイッセイ

デジタル大辞泉 「シャープール一世」の意味・読み・例文・類語

シャープール‐いっせい【シャープール一世】

Shāpūr Ⅰササン朝ペルシア第2代の王。在位241~272。アルデシール1世の子。中央アジア・シリアに進出、260年にはローマ軍を破って皇帝ワレリアヌスを捕虜とし、またこれらの捕虜を使役してグンデシャプールのダム建設。生没年未詳。

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精選版 日本国語大辞典 「シャープール一世」の意味・読み・例文・類語

シャープール‐いっせい【シャープール一世】

  1. ( Shāpūr I ) ササン朝ペルシアの第二代の王(在位二四一‐二七二)。アルダシール一世の子。アルメニアとメソポタミア領土拡張。ローマ軍を三度破り、ウァレリアヌス皇帝を終身捕虜とし、グンデ‐シャープールの都市を建設してカールーン川に水堰(すいえん)を築いた。二七二年没。

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