20世紀西洋人名事典 「シュクリ・アルクワトリ」の解説
シュクリ・アル クワトリ
Shukrī al Quwwatlī
1891.(1892.説有り) - 1967.6.30
シリアの政治家。
元・シリア大統領。
ダマスカス生まれ。
ダマスカス名門の出。アラブ民族主義運動に参加し1911年アル・ファタートを結成するが’15年トルコ政府に逮捕。後シリアの独立運動を展開しフランス当局から死刑を宣告される。’20年国外に亡命、’31年帰国しナショナル・ブロックのリーダーとして独立闘争を率いる。’43年シリア初代大統領となるが’49年軍事クーデターで失脚、’55年再び大統領となる。’58年エジプトと統合しアラブ連合共和国を成立させるがナセルと対立しレバノンに亡命。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報