シュツットガルト罪責宣言(読み)シュツットガルトざいせきせんげん(その他表記)Stuttgarter Schuldbekenntnis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

シュツットガルト罪責宣言
シュツットガルトざいせきせんげん
Stuttgarter Schuldbekenntnis

1945年 10月 18~19日,西ドイツシュツットガルトで,T.ブルム主教を議長として開かれたドイツ福音主義教会 EKD (第2次世界大戦後結成されたドイツ・プロテスタント領邦諸教会の連合) の評議会において,当時結成中の世界教会協議会 WCC総幹事,アメリカ,フランス,オランダ,イギリス,スイスのプロテスタント教会代表などを前に EKDが行なった宣言。ナチス台頭に対するベルサイユ条約機構の責任を指摘しながらも,占領地でのドイツ軍の残虐行為,ドイツ,ポーランドにおけるユダヤ人大量虐殺を認め,これに対するドイツ・キリスト者の連帯責任とナチス政権下で信仰と祈りの足りなかったことを自己批判した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む