シュトラウベ(その他表記)Straube, Karl

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シュトラウベ」の意味・わかりやすい解説

シュトラウベ
Straube, Karl

[生]1873.1.6. ベルリン
[没]1950.4.27. ライプチヒ
ドイツのオルガン奏者,指揮者,作曲家。 20世紀におけるバッハ復興の最大の功績者の一人。 H.ライマンのもとにオルガンを学び,1897年ウェーゼルの教会オルガニスト,1902年ライプチヒ・トマス教会のオルガニスト,18年同カントルに就任。一方,1904年ゲバントハウス管弦楽団のメンバーとともにバッハの作品を往時の小編成で演奏しはじめ,その後6回にわたってライプチヒでバッハ祝祭を催す。また 31~37年バッハのカンタータ全曲を演奏して注目を浴びた。 1920年代以降バロック・オルガンの復興を目指したドイツ・オルガン運動を指導,G.ラミーンをはじめ多くの弟子を育てた。

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