シュードジーン(その他表記)pseudogene

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シュードジーン」の意味・わかりやすい解説

シュードジーン
pseudogene

偽遺伝子,擬似遺伝子ともいう。真核生物の遺伝子で,既知の遺伝子と塩基配列が酷似しているが,遺伝子としての機能を持たない遺伝子領域。偽遺伝子は進化遺物で,かつては機能していた遺伝子から重複によって派生し,突然変異が蓄積して機能を失ったものと考えられている。遺伝子群内に広く分布し,イントロンが欠如したもの,ポリAを有するものなど,転写翻訳段階欠陥があるものが多い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む