シューマンハインク

精選版 日本国語大辞典 「シューマンハインク」の意味・読み・例文・類語

シューマン‐ハインク

  1. ( Ernestine Schumann-Heink エルネスティーネ━ ) チェコ生まれのアルト歌手。一五歳でドイツ楽壇にデビュー、特にワグナー歌手としてヨーロッパ各地で活躍ののち、一九〇八年アメリカ帰化声量の豊かさ、声域の広さ、すぐれた解釈力など、多く役柄をこなせるオペラ歌手、リート歌手として一世を風靡した。(一八六一‐一九三六

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シューマンハインク」の意味・わかりやすい解説

シューマン=ハインク
Schumann-Heink, Ernestine

[生]1861.6.15. プラハ近郊リーベン
[没]1936.11.7. ハリウッド
オーストリア生れのアメリカのアルト歌手。 19世紀末から 20世紀初頭にかけて不世出といわれた最大のアルト歌手として欧米各地で活躍した。

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